【水合わせ要注意!】ミナミヌマエビの寿命以外の死因TOP6〜ヤマトヌマエビと違い繁殖可能です〜

コケ取りについて


コケ取り生体として有名なミナミヌマエビですが
水温と水質の変化により「すぐ死ぬ」ことが多く、多くのアクアリストが悩みを抱えています。

朝起きたら、ミナミヌマエビが水草水槽から飛び出して★になっていたり、水中で赤くなる状態で茹で上がってるケースをよく見かけませんか?

また、コケ取りで有名なヤマトヌマエビとの大きな違いは、ミナミヌマエビは繁殖させることができます。

ミナミヌマエビが寿命以外での死因の大半
水合わせの失敗殺虫剤の使用です。

特に夏場は要注意です!
猛暑日が続くと、ミナミヌマエビの全滅リスクがあります!

本ブログでは
ミナミヌマエビの寿命
寿命以外の死因と対策について解説していきます。

私はメルカリ【水草たつーーー】にて
年間10,000本以上の水草を育成販売しております。
コケ対策で30匹程度のミナミヌマエビを投入して飼育しておりますので、参考になれば幸いです。

  • 学名: Neocaridina denticulata sinensis
  • 分布: 日本、台湾、中国などの東アジア
  • 体長: 約2〜3cm
  • 寿命: 2〜3年
  • 適正水温: 23〜26℃
  • 適正pH: 6.0〜6.5(弱酸性から中性)
  • 性格: おとなしく、他の小型魚やエビと共存可能

ミナミヌマエビは、日本または東アジア原産の淡水エビで
アクアリウムの掃除役として大変有名です。

水草水槽の中に発生す
糸状のコケを駆除してくれる大変役に立つ生体です。
糸状ゴケ以外にも、いろんな種類のコケを食べてくれるので、アクアリストにとっては、必ず水草水槽の中に入れておきたい相棒でもあります。

同じエビの仲間で、ヤマトヌマエビも有名ですが、ミナミヌマエビのほうが体躯が小さいので
水槽の中で目立ちません
成体の体長は約2~3cm程度です。
エビを水草水槽の中に入れることに抵抗がある方は、ミナミヌマエビをオススメします。

水草たつーー
水草たつーー

ヤマトヌマエビよりも
ミナミヌマエビのほうが小さい
目立たないよ!!

ミナミヌマエビは小さいので少食です。
食べれないコケもあるので
コケ取り重視ならヤマトヌマエビをオススメします。

大変便利なミナミヌマエビですが
水温や水質の変化にすこぶる弱く油断するとすぐに死んでしまう(★になる)ので、育成環境には最大限の注意が必要です。


ミナミヌマエビの寿命は、だいたい2〜3年と言われていますが、多くのアクアリストが、寿命を待たずに★にしてしまうケースが多いです。

逆に、3年も元気に育成することができたら、それだけ安定した水質管理を維持できている証明になりますので、ベテランのアクアリストと言ってもよいでしょう(^^)

水草たつーー
水草たつーー

ミナミヌマエビの平均寿命は

2〜3年ですが

3年も元気だったら凄いよ!

水草レイアウト水槽の水質管理のコツは
こちらから🔽

水草水槽歴が10年以上の私も
通算で300匹以上、ミナミヌマエビを★にしてしまっています(;_;)
それほど、ミナミヌマエビの育成は難しいと言えます。

ミナミヌマエビは初心者でも容易に
繁殖させることができます
ヤマトヌマエビとの大きな違いです。

特段、何もしなくても繁殖しますが
水温
ソイル
ウィローモス
以上の3つのポイントで繁殖確率が上がります!!

水草たつーー
水草たつーー

ミナミヌマエビを繁殖させるには

水温を20〜24度キープ

ソイルとウィローモスの使用

がPOINTだよ!

ミナミヌマエビを繫殖させる秘訣を
さらに詳しく!ここをクリック
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ミナミヌマエビの繁殖に最適な水温は20~24度です。

ミナミヌマエビを繁殖させるために
底砂は「ソイル」の使用をオススメします。
ソイルは、水質を安定させて稚エビの成長に必要な微生物を発生させる機能があります。

ソイルの選択は栄養分過多のADAでなく、GEXのピュアソイルで十分だと考えます。
コスパ抜群で、実際Amazonでも売れていて評価は高いです。


ミナミヌマエビを繁殖させるために
「ウィローモス」の活用がおすすめです。
生まれたばかりのミナミヌマエビが隠れたり、水流で流されないように掴まるものとして機能します。

ウィローモスの詳細は
こちらから
🔽


それでは、寿命以外のミナミヌマエビの死因は何なのでしょうか?
よく、ミナミヌマエビが赤く茹で上がって、★になってしまったという話も聞きますが、なぜ赤くなってしまうのでしょうか?

また
一瞬にしてミナミヌマエビが全滅してしまった
という失敗談も耳にします。

私も、チャームの通販で
ミナミヌマエビを50匹飼って1週間で半減させたこともあります。涙

寿命以外のミナミヌマエビの死因は
大きく次の6つのケースがあります。

  • 購入時の水合わせの失敗
  • 水換えの失敗
  • 殺虫剤や虫除けスプレーを使用
  • アンモニア中毒
  • 水槽からの飛び出し
  • 夏場の急激な水温の上昇

購入時の水合わせの失敗

ミナミヌマエビの寿命以外での死因で、圧倒的に多いのは
水合わせの失敗です。

ミナミヌマエビは
水温と水質の急激な変化に弱く、水合わせを誤ると短時間で死んでしまいます。

買ってきたばかりのミナミヌマエビを投入して、一晩で半減することもざらにあります。

ミナミヌマエビの寿命以外での死因の大半は、水合わせの失敗です!!

水合わせは、水温とpHを合わせることがですが、詳しくは次の章で説明します。

チャーム(charm)さんは、それを計算して
購入数量の1割くらいを多めに送ってくれます。

水換えの失敗

【失敗①】カルキ(塩素)抜き不足

ミナミヌマエビは、水温と水質の急激な変化に弱いので
水換え時のカルキ(塩素)抜きが重要です。


水道水には塩素が含まれており
ミナミヌマエビは塩素が大の苦手です。


水換えは、アクアリストの基本中の基本です。
しっかりとカルキ抜きを行った水を水槽内に注入していきましょう。

カルキ抜きは
コトブキ工芸のカルキ抜きがコスパ抜群です。

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【失敗②】水温とpH合わせの失敗

水換え時には、カルキ抜きだけでなく
水温とpH合わせも忘れないようにしましょう。

水温は、特に夏場と冬場が注意です。
猛暑日は水道水の水温が30度近くまで上昇するので
なるべく朝方か夜に水換えするのをオススメします。

水草たつーー
水草たつーー

真夏と真冬の水替えは気をつけて!!

逆に真冬の水道水は、温度が10度を下回ることもあるので
沸騰したお湯を加えて水温合わせをしてください。

pHについては、夏場が要注意です。
夏場の水道水は、pHが極端なアルカリ性に振れる傾向にあり、8.0を超えることも稀にあります。

水草たつーー
水草たつーー

真夏の水道水はpH高めなので
気をつけて!!

phを下げる薬剤を投入し
pH6.0〜6.5程度に調整した水を作りましょう。

pHのチェックには
セラ pH(ペーハー)テスト
オススメします。

pHを下げるには
テトラ pH/KHマイナス
をオススメします。

テトラph/KHマイナスの効果は、こちらから🔽

殺虫剤、虫除けスプレーを部屋で使用

ミナミヌマエビは
「虫除けスプレー」や「殺虫剤」

に全く耐性がありません



まさかミナミヌマエビに直接噴射することは考えられませんが、水草水槽のある部屋の中で「虫除けスプレー」や「殺虫剤」を使っただけで、瞬間的に全滅してしまうことがあります。

私は
3度ほどミナミヌマエビの全滅経験をし、上記の法則に気づきました。

特に夏場が要注意です。

水草たつーー
水草たつーー

夏場の虫よけスプレーは
要注意だよ!!

自分でなくとも家族の誰かが、水草水槽がある部屋で「虫よけスプレー」を使った瞬間、全滅の危機です。くれぐれも注意してください。

アンモニア中毒

ミナミヌマエビは
アンモニアにも弱いです。

アンモニアは餌の食べ残しや生体の糞などが分解されて発生します。
このアンモニアです急激な濃度の上昇は、ミナミヌマエビを死に至らせます。

水槽の中で生活する生体にとって
アンモニアは猛毒です。

また
水温やpHが上がると
アンモニアの濃度はどんどん上昇します。

濾過バクテリアが不足し、アンモニアが蓄積してしまい、ミナミヌマエビがアンモニア中毒を起こし死んでしまいます。

ミナミヌマエビが
赤くなって死んでしまう原因は
アンモニアです。

アンモニア中毒を起こさないようにするには
次のポイントに注意しましょう。

  • 定期的な水換え
  • こまめな底砂のゴミ吸い取り
  • 水温とpHのマネジメント

底砂のごみ取りには
水作のプロホースがオススメです。

水槽からの飛び出し

ミナミヌマエビは飛び跳ねて泳ぎ回る特性があり、そのため
水槽から勢い余って飛び出し死んでしまうしまうことがよくあります。

水槽にフタをすれば飛び出しを防げますが、メンテナンス上、現実的ではありません。
朝起きると、床の上にミナミヌマエビが★になっていたという光景はよく目にします。


ミナミヌマエビが水槽から飛び出して★になり
目減りしていくという覚悟をある程度決めて、付き合っていくほかありません。

ミナミヌマエビの水槽からの飛び出しを極力避ける水位は、次の通りです。

  • 投入してから2週間は
    水槽の高さ5cm残し
  • ミナミヌマエビが落ち着いてからは
    水槽の高さ3cm残し

以上の水位を保つことをオススメします。

夏場の急激な水温の上昇

水草水槽は夏場(6~9月)にかけて、急激に水温が上昇します。放置しておくと、平気で
30度くらいまで上昇します。

ミナミヌマエビは、急な水温変化に耐えられず、夏場に死んでしまうことがよくあります。

殺虫剤や虫除けスプレーと水温上昇の合わせ技で
夏になると一瞬でミナミヌマエビが水槽からいなくなった
という失敗談はよく耳にします。

冷却ファンなどを使って
23〜26度の水温をキープしましょう。
28度以上の高水温は危険です。

水槽の温度を下げるには
ニッソーのクールサイクロン サーモプラスが秀逸で使いやすいです。

サーモスタット内蔵型
26度で自動制御機能があり、電気代節約できるので
超オススメです!!

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水槽の水温を下げる方法の詳細は、こちらから🔽



  • 点滴キットを活用
  • ビニール袋に入れたまま穴あけ

点滴キットを活用

ミナミヌマエビを★にしない水合わせの方法で、いちばん安全なのは
点滴キットを使うやり方です。

点滴キットは
点適法で生体にやさしい 水抜き・水合わせキット カウンター付きフルセット
をオススメします。

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ビニール袋に入れたまま穴あけ

ミナミヌマエビを★にしない水合わせの方法で、点滴キットを使わずに簡易的に行うには
購入したときのビニール袋にミナミヌマエビを入れたまま爪楊枝で穴あけするやり方です。

爪楊枝で穴あけします。

最初は2カ所
6時間後に、もう2か所
12時間後に、もう2か所
24時間後に、もう2か所

丸2日経ったら、ミナミヌマエビを水槽に投入していきましょう!!


★になりやすく、目減りしてしまうミナミヌマエビを格安で購入するには
チャーム(charm)での通販をオススメします。

上記のようなアクアリウムショップのパックよりも
断然安く、お買い得です。

チャームの通販には
死着保証1割おまけ付きのサービスもあり私は定期的にチャームの通販でミナミヌマエビを購入しております。

生体を購入するするなら
チャームでの通販をオススメする理由は

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