水草水槽でネイチャーアクアリウムのレイアウトを作るとき、赤系水草は名脇役を演じます。
赤系水草といえば、
ロタラインディカ
ロタラ sp hra(ハラ)
ルドウィジア スーパーレッド
の3つが圧倒的人気があります。
とはいえ、赤系水草を真っ赤に染めるには、
育て方・増やし方のコツが必要です。
赤系水草が
「赤くならない」
「育たない」
「枯れる」
「溶ける」
といった悩みを抱えているアクアリストも多いのではないでしょうか?
本ブログではメルカリの【水草たつーーー】で
素人ながら2023年に約1万本の水草を育成販売した私が、人気の赤系水草を赤くする秘訣を伝授します。
オススメの赤系水草TOP3
水草ショップに行くと、赤系水草はいくつかの種類がありますが、
販売ランキングでも上位常連で、私がオススメする人気水草は下記の3つです。
ロタラインディカ
ロタラの赤系水草で定番中の定番です。
レイアウト水槽などにも、特に多く使われる種類で、多くの水草ショップで販売されています。
ルドウィジア スーパーレッドやロタラ sp hraのような真っ赤な色は出ませんが、
緑色の水草との色の相性も良く、グリーンロタラと併用して使われることが多いです。
ロタラ sp hra(ハラ)
ロタラの赤系水草で、水草人気ランキングでも上位の常連です。
レイアウト水槽などにも、特に多く使われる種類で、大変美しい赤系ロタラです。
ロタラインディカと形状は似てますが、ロタラ sp hraのほが赤みが強いので、
とにかく「赤」にこだわる方にはオススメします。
緑色の水草との色の相性も良く、グリーンロタラとの「赤と緑のコンビネーション」は鮮やかなコントラストを演出します。
ルドウィジア スーパーレッド
赤系水草の中で幅広い人気を持つ定番の有茎草です。
レイアウト水槽などにも、特に多く使われる種類で、多くの水草ショップで販売されています。
ロタラインディカやロタラ sp hraよりも、茎がしっかりしていて葉が大きいので、トリミングしやすく長期維持に向いています。
「赤み」でいうと
ロタラインディカよりも赤く、
ロタラ sp hraと双璧で「鮮烈の赤」
と呼ぶ人もいます。
ルドヴィジアスーパーレッドは
赤系水草の中でも
圧倒的な赤みを発揮するよ!!
また、ルドウィジア スーパーレッドは
メルカリで購入すると大変お得です!!
緑色の水草との色の相性も良く、雲山石とハイグロフィラ ピンナティフィダのレイアウトにおいて最高のアクセントとなります。
雲山石とハイグロフィラピンナティフィダのレイアウトについては、こちらから🔽
ちなみに雲山石は、
ADA提携ショップで買うと高いので、
メルカリで購入するのをオススメします。
赤系水草が赤くならない理由は?
【最大の理由】照明が弱い
赤系水草が赤くならない最大の原因は
「照明が弱い」からです。
光を強くし、CO2を多めに与え、
光合成をたくさんさせることで、
赤系水草は「赤み」を帯びていきます。
光が強い照明器具の基準は、
電力ワット数(W)と光束ルーメン(lm)を
チェックしてください。
ワットとルーメンです
電力は【出力パワー】
光束は実際の【明るさ】です
赤系水草を真っ赤に染めるためには、
50ワット&3,000ルーメン以上が理想的です。
照明時間は、1日8~10時間程度を目安
にしてください。
照明の種類は、
①LED
②蛍光灯
③メタルハライドランプ
※スタジアムの照明みたいなライトです
以上の3種類がありますが、私は
断然、LED照明をオススメします。
LEDは光量の強さとコスパのバランスが抜群です。
私は、7年くらいADAのメタルハライドランプを使っていましたが、
ロタラ インディカやルドウィジア スーパーレッドを、自分が満足するほど赤く育てることができませんでした。
蛍光灯やメタルハライドランプよりも
LED照明のほうが赤くなります!!
2021年に
LED照明【Chihiros LED VIVID2】
に変えてからは、びっくりするほど
赤系水草が真っ赤に育ち、
長期維持に成功しています。
Chihirosの照明の凄さは、こちらから🔽
5,500lm、圧倒的な明るさです(^^) |
Chihiros LED VIVID2購入は、
Amazonプライムなら送料無料です。
照明器具は、
ADAやGEXなどの日本メーカーよりも、
中国製のChihirosをオススメします。
Chihirosの照明の光束は
とてつもない明るさだよ!!
特に、
ChihirosのWRGBⅡ PROシリーズの光束は
モンスター級の数値です。
たとえば、60cm水槽で比較すると、
日本メーカーGEXの代表ブランド
【クリア LED POWERⅢ 600】
の光束は、1,000lm。
Chihirosの
【WRGBⅡ PRO 60】は6,630lmです。
6倍以上です(*_*)
ちなみにPROではない
【WRGB2 60】でも4,500lmあります。
さすがに価格差はありますが、
赤系水草を赤くするには、
照明器具は妥協するとこではないと思います。
水槽器具の中で、ろ過フィルターと並び、最大の投資を検討すべき器具です。
【2番目の理由】赤味を引き立てる栄養分が足らない
赤系水草が赤くならない理由の2つ目が、
栄養分が足らないからです。
赤系水草は水中から
カリウムと鉄分を吸収して育ちます。
特に
「赤み」を出すには、鉄分が重要です。
鉄分は、オクトジャパンの
水草の葉の色を濃くする栄養液Fe-26
がコスパ抜群でなので、オススメです。
ADAのブライティ アイアンも素晴らしいですが、
残念ながら、価格がトゥー・マッチです。
鉄分は40Lにつき1cc
を毎日添加しましょう。
また、赤系水草は有茎草なので、
基本ソイルを敷いて差し込んで育てますが、
ソイルの中に、月に1度
スティック状の肥料を投入しましょう。
カミハタのスティック肥料が
30本入りで、コスパ抜群です。
【外から光】
【水から鉄分】
【土から肥料】
このトリプルパワーで、赤系水草の
「赤み」がより一層、際立ちます。
【3番目の理由】水質が悪い
赤系水草が赤く育たない最後の理由が、
水質が悪いからです。
光量&鉄分&肥料の三拍子が揃っても、水質が悪化すると、赤系水草の成長を阻害します。
具体的には下記の3つに注意しましょう。
週に1度、1/2〜1/3の水換えとバクテリアの添加
「水換え」は水質管理の「基本のキ」です。
凡事徹底です。
汚れた水の中で、赤系水草が真っ赤に育つはずがありません。
1週間に1/3の水換え、
W90cm以上の大型水槽であれば
1週間に1/2交換
しても大丈夫です。
また、水換えした後は、バクテリアが一時的に減少するため、
市販のバクテリアを添加しましょう。
水槽の管理にはバクテリアが必要です。
バクテリアは生態系バランスを整え、
苔の発生を抑制する効果もあります。
水換えした後は
バクテリアを添加をしましょう
バクテリアは、
ベルテック社の「バイオスコール淡水用」
がメジャーで、
多くのアクアリストに使われています。
魚のフンや餌の残りを分解し、さらに嫌な臭いや濁りの元も分解除去して、水質の浄化・安定をさせます。
私は、10年以上愛用してます。
2ヵ月に1本(1L)使っています。
Amazonプライムなら、バイオスコールは
送料無料です。
バクテリアの増やし方の秘訣は
こちらから🔽
定期的な水換えとバクテリア添加により、
水草水槽の水の透明度が上がってきます。
「水の透明度」には徹底的にこだわって、
水質管理しましょう!!
清らかな川の清流のような透明度を目指してください。
水の透明度がアップすると、
赤系水草がより映えるようになります!!
pH6.0~6.5の弱酸性の水質管理
赤系水草の育成において、
アルカリ性の水質は望ましくありません。
pH7.0以上になると、赤系水草が溶ける原因
となります。
極度のアルカリ性だと
ピンナティフィダが溶けてしまうよ
よく夏場に、赤系水草が溶けて消えていったという失敗談を耳にしますが、
夏場の水道水はpHが高く、
8.0を超えることもあります。
水換えの際に必ずpHを確認し、
pH6.0~6.5の水質をキープさせましょう。
夏場の水道水は
pH高いので気をつけて!!
pHのチェックには、
セラ社の「pH(ペーハー)テスト」
をオススメします。
1,400円程度で約100回分テストできるので、
コスパ抜群です。
pHを下げるには、
テトラ社の「pH/KHマイナス」
がオススメです。
水道水に適量を添加するだけで、
瞬間的にpHとKHを下げることが可能です。
テトラph/KHマイナスの効果は、こちらから🔽
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テトラ社の「pH/KHマイナス」は
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23度〜26度の温度管理
水温は23度~26度の間を維持
するようにしましょう。
21度以下の低温や28度以上の高温はNGです。
赤系水草の健全な成長の阻害します。
「枯れる」「溶ける」の原因となりますので、
注意してください。
水槽の水温を下げる方法は、こちらから🔽
赤系水草を購入するならメルカリかチャーム(charm)がオススメ!
赤系水草を手に入れるには、
チャーム(charm)での通販か
メルカリでの購入がオススメです。
チャームは圧倒的な品ぞろえと
安定品質が強みです。
メルカリは、何といっても格安で
購入することができます。
ハイグロフィラ ピンナティフィダや
ルドヴィジア スーパーレッドは、
チャームの1/3以下の価格で入手できます。
信頼できる出品者であれば、
クオリティも高いのでコスパは最高です。