初心者が水草水槽を立ち上げるとき、水草の育て方とレイアウトに悩まれる方も多いのではないでしょうか?
ネイチャーアクアリウムのような素晴らしい水草水槽のレイアウトを作るとなったら、
最初が肝心です。
本ブログではメルカリの【水草たつーーー】で
年間5,000本以上の水草を育成販売している私が、
絶対に水草水槽の立ち上げを失敗したくないと思う初心者の方のために、
水草の育て方と水槽立ち上げ時に失敗しないレイアウトの秘訣TOP3について、
これだけは絶対に押さえておくべきポイントについて、丁寧に解説していきます。
初心者でも簡単!水草の育て方<基本3原則>
初心者が気をつけるべき、アクアリウム水槽の水草の育て方<基本3原則>は次のポイントです。
照明とCO2添加を毎日行う
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/01/PXL_20240126_115507795-scaled.jpg)
光量の強さにもよりますが、
1日8時間以上の照明が必要です。
必要に応じて、
10時間以上ライト点灯しても問題ありません。
照明と同時に
二酸化炭素(CO2)の添加も必要です。
「CO2 なし」でも大丈夫と言うアクアリストもいますが、
私の経験上、CO2を添加したほうが間違いなく、水草が元気に育ちます。
CO2は、
60cm水槽以下で1秒1滴
90cm水槽以上で1秒2滴
が添加の目安です!!
CO2なしでも育つオススメの水草と育成の秘訣については、こちらから🔽
照明については、蛍光灯やメタルハライドランプ(メタハラ)ではなく、
LEDライトをオススメします。
LEDライトは光量の強さとコスパのバランスが抜群です。
照明の選び方については、こちらから🔽
さらに詳しく解説しております🔽
栄養分を毎日与える
水草を元気に育てるには、
カリウムと鉄分を毎日添加することが必要不可欠です。
特に赤系水草の「赤み」を維持するには、
鉄分の添加がきわめて重要です。
ロタラインディカ、ロタラ sp hra、
ルドウィジアスーパーレッドなどの赤系水草は、
鉄分の添加がポイントです。
赤系水草を赤く育てる秘訣は
こちらから🔽
![水草たつーー](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
カリウムは
20Lにつき1cc
鉄分は
40Lにつき1cc
毎日添加しましょう。
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水質維持に注意を払う
汚れた水は、水草が「枯れる&溶ける」の原因となります。
1週間に1度は1/3の水替えを徹底し、
水質はPH6.0〜6.5を維持してください。
PH7.5以上の極端なアルカリ性はNGです。
どちらかといえば、
PH6.0に近い弱酸性の維持が理想的です。
![水草たつーー](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
極度のアルカリ性だと
水草が溶けてしまうよ
水温は23度~26度の間を維持
するようにしましょう。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/02/24-02-17-17-33-31-858_deco-800x840.jpg)
21度以下の低温や28度以上の高温はNGです。
水草の健全な成長を阻害します。
水槽の水温を下げる方法は、こちらから🔽
「枯れる」「溶ける」の原因となりますので、
注意してください。
水質メンテナンスに関する詳細は、こちらから🔽
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![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2023/12/23-05-14-13-05-20-268_deco-1024x1024.jpg)
水槽立ち上げ時に失敗しないレイアウトの秘訣TOP3
アクアリウム水草水槽立ち上げ時に失敗しないレイアウトの秘訣は、次の3つです。
できるだけ大きなサイズの水槽を選ぶ
アクアリウム水草水槽立ち上げ時に失敗しないレイアウトの秘訣の1つ目は、
少しでも大きなサイズの水槽を選ぶことです。
設置できる自宅のスペースにもよるとは思いますが、
迷ったら、ワンサイズ大きめの水槽にしましょう!!
理由は次の3点です。
- ダイナミックなレイアウトが組める
- 水量が多いほうが水質管理しやすい
- いずれ大きな水槽が欲しくなる
❶と❸は共通ですが、
基本的に、サイズが大きいほうが水草水槽を長期的に楽しめます。
特大サイズの雲山石や龍王石の設置も可能です。
より、ネイチャーアクアリウムの世界観が表現できます。
https://www.adana.co.jp/jp/contents/nature_aquarium/index.html
❷については、実は大変重要なポイントで、
水量が多いほうが水質管理しやすいのです。
水量が少ないと、
水の循環ボリューム不足により、汚れやすくなります。
水が汚いとコケの発生につながり、バクテリアも不足し、
水草が元気に育たなくなってしまいます。
![水草たつーー](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
水槽の水量が多いほうが
水をきれいに管理できるよ!!
初心者であればこそ、少しでも大きめの水槽サイズを選択することをオススメします。
個人的には、最低でもW60cm、部屋のスペースが許すのであれば
W90cm以上の水槽が理想的かと思います。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/01/image-16.png)
失敗しない水草水槽の選び方については
こちらから🔽
ろ過フィルターは外部式にする
アクアリウム水草水槽立ち上げ時に失敗しないレイアウトの秘訣の2つ目は、
ろ過フィルターは外部フィルターにするということです。
初心者が選択する可能性のある、ろ過フィルターの種類は、大きく次の5タイプがあります。
- 外部式フィルター
- 上部式フィルター
- 外掛け式フィルター
- 投げ込み式フィルター
- スポンジ式フィルター
水草水槽立ち上げを失敗しないための選択肢は、
❶の「外部式フィルター」一択になります。
外部式フィルターは、水草レイアウト水槽では、一番多く使われている水槽用フィルターです。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/01/PXL_20240106_014522489-877x1024.jpg)
外部式フィルターをオススメする理由は次の2点です。
- ろ過能力が圧倒的に高い
- 水槽内がスッキリする
外部式フィルターは、
ろ過槽が大きく、ろ材をたくさん入れることが可能なので、
他のタイプのフィルターに比べて、
「ろ過能力が圧倒的に高い」です。
また、水槽内に
給水・排水パイプ以外入れる必要がないので、
水槽内がスッキリして、
ネイチャーアクアリウムの自然感を表現しやすいです。
外部式ろ過フィルターは、ADA派とエーハイム派で別れます。
「コスト」と「静かさ」
「メンテナンス性」で選ぶなら、
エーハイムの「クラシックフィルター」
「カッコよさ」と「丈夫さ」
「長期使用」で選ぶなら、
ADAの「スーパージェットフィルター」
私は、ADAのスーパージェットフィルターを使っています。
スーパージェットフィルターをオススメする理由は、こちらから👇
エーハイム「クラシックフィルター」の
Amazonプライムでの購入は、送料無料です。
スーパージェットフィルターのバリエーション詳細は、
こちらから。
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私が自信をもっておすすめするスーパージェットフィルターですが、ADAの規定により、
新品は
ADA販売特約店でしか購入できません。
Amazonとか楽天では売っていませんので、いろいろと比較して安く購入するのが難しいです。
少しでも安く手に入れたいのであれば、
メルカリでの購入をオススメします。
中古だから敬遠される方もいるかもしれませんが、
スーパージェットフィルターの堅牢性と丈夫さを考慮したら、中古でも十分と考えます。
ソイルは簡単にリセットできるようにする
アクアリウム水草水槽立ち上げ時に失敗しないレイアウトの秘訣3つ目は、
前景は化粧砂、後景にソイルを敷き、
ソイルは簡単に交換できる状態にしておくという点です。
![水草たつーー](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
水草レイアウトの前景は
ソイルよりも化粧砂のほうが
管理しやすいよ!!
直接、水槽の中にソイルを敷かず、
別の小型水槽にソイルを入れてから
元の水槽に入れる
「水槽in水槽」をオススメします!!
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/02/24-02-04-14-13-24-528_deco-1024x801.jpg)
具体的には、上のような画像のイメージです。
小型のガラス水槽の中にソイルを投入して、
その中に有茎草を差し込んで育成しています。
この方法であれば、
いつでも簡単にソイルをリセットできるのです。
『水槽in水槽』で使える便利な小型水槽は、
水作のショーベタ コレクションケースが
が大変使いやすいです。
初心者の方は、なぜこのような面倒くさいことをするのかと不思議に思うかもしれませんが、
水槽のリセット(やり直し)で、
いちばん大変な作業はソイルの取り出しです。
ドロドロになったソイルを取り出すのは、かなり手こずります。
ソイルは1~2年程度で死んでしまう
(粒がつぶれる)ので、
定期的なソイルの入れ替えが必要です。
![水草たつーー](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
ソイルは1~2年でドロドロになるから
交換が必要だよ!!
粒がつぶれてしまったソイルを使っていると、
コケ発生の原因となったり、水草育成を阻害します。
ソイルが緑色に変色したような状態になってしまうのです。
特に90cm以上の大型水槽で、
大きなサイズの石でレイアウトを組み、
石の裏側に後景草を植栽するような場合は、
このやり方を絶対的にオススメします。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2023/12/PXL_20220326_121048624-1024x380.jpg)
こんなイメージのレイアウトですね。。。
前景は化粧砂で、いつでも交換可能。
後景は有茎草で、『水槽in水槽』の中にソイルを投入して育成しましょう。
雲山石にハイグロフィラ ピンナティフィダを活着させるレイアウトは、こちらから👇
水草水槽を立ち上げる際の器具購入はチャームの通販がオススメです!
初心者が、水草水槽立ち上げる際の器具購入は、
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なにもかもが素晴らしいです!!
私も10年以上、お世話になっております。