コケ取り生体として有名なヤマトヌマエビですが、
水温と水質の変化により死んでしまうことが多く、
多くのアクアリストが悩みを抱えています。
朝起きたら、ヤマトヌマエビが水草水槽から飛び出して★になっていたり、水中で赤くなる状態で茹で上がってるケースをよく見かけます。
ヤマトヌマエビが寿命以外での死因の大半は、
水合わせの失敗か殺虫剤の使用です。
特に夏場は要注意です!
本ブログでは、ヤマトヌマエビの寿命と
寿命以外の死因と対策について
解説していきます。
私はメルカリの【水草たつーーー】にて
年間5,000本以上の水草を育成販売しております。
コケ対策で150匹程度のヤマトヌマエビを投入して飼育しておりますので、参考になれば幸いです。
ヤマトヌマエビとは?
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/01/24-01-03-21-30-34-070_deco-1024x948.jpg)
ヤマトヌマエビは、水草水槽の中に発生する
糸状のコケを駆除してくれる大変役に立つ生体です。
糸状ゴケ以外にも、いろんな種類のコケを食べてくれるので、
アクアリストにとっては、必ず水草水槽の中に入れておきたい相棒でもあります。
同じエビの仲間で、ミナミヌマエビも有名ですが、
全長が大きいヤマトヌマエビのほうが、たくさんのコケを駆除してくれます。
![水草たつーー](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
ミナミヌマエビよりも
ヤマトヌマエビのほうが
コケ退治に使えるよ!!
ミナミヌマエビは小さいので少食です。
食べれないコケもあるので、多くのアクアリストがヤマトヌマエビを重宝しています。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/01/24-01-08-16-45-28-698_deco-944x1024.jpg)
大変便利なヤマトヌマエビですが、
水温や水質の変化にすこぶる弱く、
油断するとすぐに死んでしまう(★になる)ので、
育成環境には最大限の注意が必要です。
ヤマトヌマエビの寿命は?
ヤマトヌマエビの寿命は、だいたい2〜3年と言われていますが、
多くのアクアリストが、寿命を待たずに★にしてしまうケースが多いです。
逆に、3年も元気に育成することができたら、
それだけ安定した水質管理を維持できている証明になりますので、
ベテランのアクアリストと言ってもよいでしょう(^^)
![水草たつーー](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
ヤマトヌマエビの寿命は
2〜3年だけど
3年飼育できたら凄いことだよ!
水草レイアウト水槽の水質管理の基本は
こちらから👇
水草水槽歴が10年以上の私も、
通算で500匹以上、ヤマトヌマエビを★にしてしまっています(;_;)
それほど、ヤマトヌマエビの育成は難しいと言えます。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/01/PXL_20240106_005719717-1002x1024.jpg)
寿命以外のヤマトヌマエビの死因は? 赤くなるのは大丈夫?
それでは、寿命以外のヤマトヌマエビの死因は何なのでしょうか?
よく、ヤマトヌマエビが赤く茹で上がって、
★になってしまったという話も聞きますが、
なぜ赤くなってしまうのでしょうか?
また、
一瞬にしてヤマトヌマエビが全滅してしまった
という失敗談も耳にします。
私も、チャームの通販で
ヤマトヌマエビを100匹飼って1週間で半減させたこともあります。涙
寿命以外のヤマトヌマエビの死因は、
大きく次の6つのケースがあります。
購入時の水合わせの失敗
ヤマトヌマエビの寿命以外での死因で、圧倒的に多いのは、
水合わせの失敗です。
ヤマトヌマエビは、
水温と水質の急激な変化に弱く、
水合わせを誤ると短時間で死んでしまいます。
買ってきたばかりのヤマトヌマエビを投入して、
一晩で半減することもざらにあります。
ヤマトヌマエビの寿命以外での死因の大半は、水合わせの失敗です!!
私も、チャームで購入したヤマトヌマエビ100匹を、
水合わせに失敗して、一晩で20匹以上も死なせてしまった苦い経験もあります。
水合わせは、水温とpHを合わせることがですが、詳しくは次の章で説明します。
チャーム(charm)さんは、それを計算して、
購入数量の1割くらいを多めに送ってくれます。
チャームでのヤマトヌマエビ購入のメリットは
こちらから👇
大量購入で超お得です👌
水換えの失敗
カルキ抜き不足(塩素の影響)
ヤマトヌマエビは、水温と水質の急激な変化に弱いので、
水換え時のカルキ抜きが重要です。
水道水には塩素が含まれており、
ヤマトヌマエビは塩素が大の苦手です。
水換えは、アクアリストの基本中の基本です。
しっかりとカルキ抜きを行った水を水槽内に注入していきましょう。
カルキ抜きは、
コトブキ工芸のカルキ抜きがコスパ抜群です。
Amazonプライムなら送料無料です。
水温とpH合わせの失敗
水換え時には、カルキ抜きだけでなく
水温とpH合わせも忘れないようにしましょう。
水温は、特に夏場と冬場が注意です。
猛暑日は水道水の水温が30度近くまで上昇するので、
なるべく朝方か夜に水換えするのをオススメします。
![水草たつーー](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
真夏と真冬の水替えは気をつけて!!
逆に真冬の水道水は、温度が10度を下回ることもあるので、
沸騰したお湯を加えて水温合わせをしてください。
pHについては、夏場が要注意です。
夏場の水道水は、pHが極端なアルカリ性に振れる傾向にあり、
8.0を超えることも稀にあります。
![水草たつーー](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
真夏の水道水はpH高めなので
気をつけて!!
phを下げる薬剤を投入し、
pH6.0〜6.5程度に調整した水を作りましょう。
pHのチェックには、
セラ pH(ペーハー)テストを
オススメします。
pHを下げるには、
テトラ pH/KHマイナス
をオススメします。
テトラph/KHマイナスの効果は、こちらから🔽
殺虫剤、虫除けスプレーを部屋で使用
ヤマトヌマエビは、
「虫除けスプレー」や「殺虫剤」
に全く耐性がありません。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/02/image.png)
まさかヤマトヌマエビに直接噴射することは考えられませんが、
水草水槽のある部屋の中で「虫除けスプレー」や「殺虫剤」を使っただけで、
瞬間的に全滅してしまうことがあります。
私は、
3度ほどヤマトヌマエビの全滅経験をし、
上記の法則に気づきました。
特に夏場が要注意です。
![水草たつーー](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
夏場の虫よけスプレーは
要注意だよ!!
自分でなくとも家族の誰かが、水草水槽がある部屋で「虫よけスプレー」を使った瞬間、全滅の危機です。くれぐれも注意してください。
アンモニア中毒
ヤマトヌマエビは
アンモニアにも弱いです。
アンモニアは餌の食べ残しや生体の糞などが分解されて発生します。
このアンモニアです急激な濃度の上昇は、ヤマトヌマエビを死に至らせます。
水槽の中で生活する生体にとって、
アンモニアは猛毒です。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/02/24-02-15-15-22-41-879_deco-800x768.jpg)
また、
水温やpHが上がると、
アンモニアの濃度はどんどん上昇します。
濾過バクテリアが不足し、アンモニアが蓄積してしまい、
ヤマトヌマエビがアンモニア中毒を起こし死んでしまいます。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/02/24-02-18-16-26-04-343_deco-800x764.jpg)
ヤマトヌマエビが
赤くなって死んでしまう原因は
アンモニアです。
アンモニア中毒を起こさないようにするには、
次のポイントに注意しましょう。
底砂のごみ取りには、
水作のプロホース
がオススメです。
水槽からの飛び出し
ヤマトヌマエビは飛び跳ねて泳ぎ回る特性があり、そのため
水槽から勢い余って飛び出し死んでしまうしまうことがよくあります。
水槽にフタをすれば飛び出しを防げますが、
メンテナンス上、現実的ではありません。
朝起きると、床の上にヤマトヌマエビが★になっていたという光景はよく目にします。
ヤマトヌマエビが水槽から飛び出して★になり、
目減りしていくという覚悟をある程度決めて、
付き合っていくほかありません。
ヤマトヌマエビの水槽からの飛び出しを極力避ける水位は、次の通りです。
以上の水位を保つことをオススメします。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/02/24-02-04-09-50-47-737_deco-scaled.jpg)
夏場の急激な水温の上昇
水草水槽は夏場(6~9月)にかけて、急激に水温が上昇します。
放置しておくと、平気で30度くらいまで上昇します。
ヤマトヌマエビは、急な水温変化に耐えられず
夏場に死んでしまうことがよくあります。
殺虫剤や虫除けスプレーと水温上昇の合わせ技で
夏になると一瞬でヤマトヌマエビが水槽からいなくなった
という失敗談はよく耳にします。
冷却ファンなどを使って
23〜26度の水温をキープしましょう。
28度以上の高水温は危険です。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/02/24-02-17-17-33-31-858_deco-800x840.jpg)
水槽の温度を下げるには
ニッソーのクールサイクロン サーモプラス
が秀逸で使いやすいです。
サーモスタット内蔵型で
26度で自動制御機能があり、電気代節約できるので
超オススメです!!
通販のチャームだと
ニッソーのクールサイクロン サーモプラスは
送料無料です!!
水槽の水温を下げる方法の詳細は、こちらから🔽
ヤマトヌマエビの水合わせのコツは?
点滴キットを活用
ヤマトヌマエビを★にしない水合わせの方法で、
いちばん安全なのは
点滴キットを使うやり方です。
点滴キットは
点適法で生体にやさしい 水抜き・水合わせキット カウンター付きフルセット
をオススメします。
Amazonプライムなら、
送料無料です。
ビニール袋に入れたまま穴あけ
ヤマトヌマエビを★にしない水合わせの方法で、
点滴キットを使わずに簡易的に行うには、
購入したときのビニール袋にヤマトヌマエビを入れたまま、
爪楊枝で穴あけするやり方です。
![](https://mizukusa-tatsu.com/wp-content/uploads/2024/02/24-02-04-10-45-48-051_deco-922x1024.jpg)
爪楊枝で穴あけします。
最初は2カ所
6時間後に、もう2か所
12時間後に、もう2か所
24時間後に、もう2か所
丸2日経ったら、ヤマトヌマエビを水槽に投入していきましょう!!
ヤマトヌマエビを格安で購入するなら、チャームでの通販がオススメ!
★になりやすく、目減りしてしまうヤマトヌマエビを格安で購入するには、
チャーム(charm)での通販をオススメします。
死着保証や1割おまけ付きのサービスもあり、
私は定期的にチャームの通販でヤマトヌマエビを購入しております。
ヤマトヌマエビを購入するするなら
チャームでの通販をオススメする理由は
こちらから👇