ミナミヌマエビは、その愛らしい姿と飼育のしやすさから、アクアリウム初心者からベテランまで人気のあるコケ取り生体です。
このブログでは、ミナミヌマエビの飼育と繁殖、水草選びから長生きさせるコツまで徹底解説します!
私は、メルカリ【水草たつーーー】にて
年間10,000本以上の水草を育成販売しております。
コケ対策で30匹程度のミナミヌマエビを投入して飼育しておりますので、参考になれば幸いです。
ミナミヌマエビの魅力と特徴
ミナミヌマエビは、日本または東アジア原産の淡水エビで
アクアリウムの掃除役として大変有名です。
水草水槽の中に発生する
糸状のコケを駆除してくれる大変役に立つ生体です。
糸状ゴケ以外にも、いろんな種類のコケを食べてくれるので、アクアリストにとっては、必ず水草水槽の中に入れておきたい相棒でもあります。
また、繁殖も容易で、適切な環境さえ整えば、自然に増えていくのも魅力のひとつです。
同じエビの仲間で、ヤマトヌマエビも有名ですが、ミナミヌマエビのほうが体躯が小さいので
水槽の中で目立ちません。
成体の体長は約2~3cm程度です。
エビを水草水槽の中に入れることに抵抗がある方は、ミナミヌマエビをオススメします。
ヤマトヌマエビよりも
ミナミヌマエビのほうが小さい
目立たないよ!!
ミナミヌマエビは小さいので少食です。
食べれないコケもあるので
コケ取り重視ならヤマトヌマエビをオススメします。
大変便利なミナミヌマエビですが
水温や水質の変化にすこぶる弱く
油断するとすぐに死んでしまう(★になる)ので、育成環境には最大限の注意が必要です。
ミナミヌマエビの飼育環境について
ミナミヌマエビを長期的に飼育するためには、適切な飼育環境を整えることが不可欠です。
水質に関しては、pH6.0〜6.5
弱酸性から中性が理想的です。
ミナミヌマエビは水質の急激な変化に弱いため、水換えの際には特に注意してください。
レイアウトに関しては
ミナミヌマエビが隠れる場所を多く作ることがポイントです。
流木や岩、水草を使って、ミナミヌマエビが安全に過ごせる隠れ家を設けると良いでしょう。
水温は23〜26度
繁殖目標なら20〜24度が理想的です。
夏場は高温に注意し、必要に応じて冷却ファンを使用します。
水槽の温度を下げるには
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ミナミヌマエビに最適な水草は?
ミナミヌマエビの飼育において
水草は非常に重要な役割を果たします。
水草は、ミナミヌマエビに隠れ家を提供し、休んだりエサを探す場所として機能します。
特に
ウィローモス、アナカリス、マツモなどは、初心者でも育てやすく、ミナミヌマエビの飼育に最適な水草としておすすめです。
ウィローモスは、ミナミヌマエビが産卵時に、卵を守る場所として優れた役割を果たします。
アナカリスは、成長が早く、光合成によって水中に酸素を供給するため、理想的な環境を提供します。
マツモは水質の安定に役立ち、ミナミヌマエビが活動しやすい環境を整えます。
ウィローモスの詳細は
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ミナミヌマエビを繁殖させるには?
特段、何もしなくても繁殖しますが
・水温
・ソイル
・ウィローモス
以上の3つのポイントで繁殖確率が上がります!!
ミナミヌマエビを繁殖させるには
水温を20〜24度キープ
ソイルとウィローモスの使用
がPOINTだよ!
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水温
ミナミヌマエビの繁殖に最適な水温は20~24度です。
この水温範囲内であれば、ミナミヌマエビは繁殖しやすくなります。
なぜ、20〜24度の水温が繁殖しやすいかというと
自然界でのミナミヌマエビの繁殖のシーズンが春か秋だからです。
自然界での春秋シーズンの水温が20〜24度なので
ミナミヌマエビを繁殖させるには、このレベルの水温をオススメします。
自然界でのミナミヌマエビは
水温20〜24度の春か秋に
繁殖するのだよ!
ソイル
ミナミヌマエビを繁殖させるために底砂は
「ソイル」の使用をオススメします。
ソイルは、水質を安定させて稚エビの成長に必要な微生物を発生させる機能があります。
ソイルの選択は栄養分過多のADAでなく
GEXのピュアソイルで十分だと考えます。
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ウィローモス
ミナミヌマエビを繁殖させるために
「ウィローモス」の活用がおすすめです。
生まれたばかりのミナミヌマエビが隠れたり、水流で流されないように掴まるものとして機能します。
このようにウィローモスは
ミナミヌマエビの繁殖において、隠れ場所の提供、エサの供給、水質の安定化など、多くの利点があるのです。
水槽内にウィローモスを育てることで、稚エビが安全に育つ環境を作り出し
繁殖成功率を高めることができます。
ミナミヌマエビの死因について
ミナミヌマエビの飼育で直面する最大の課題は、様々な要因による突然死です。
寿命は2〜3年と言われていますが、多くの場合
寿命を待たずに寿命以外の要因で★になってしまいます。
圧倒的に多い死因は
「水合わせの失敗」です。
その他の理由として
「水換えの失敗」「殺虫剤の使用」などがミナミヌマエビの寿命以外の死因としてあげられます。
購入時の水合わせの失敗
ミナミヌマエビの寿命以外での死因で、圧倒的に多いのは
水合わせの失敗です。
ミナミヌマエビは
水温と水質の急激な変化に弱く、水合わせを誤ると短時間で死んでしまいます。
買ってきたばかりのミナミヌマエビを投入して、一晩で半減することもざらにあります。
ミナミヌマエビの寿命以外での死因の大半は、水合わせの失敗です!!
水合わせは、水温とpHを合わせることがですが、詳しくは次の章で説明します。
チャーム(charm)さんは、それを計算して
購入数量の1割くらいを多めに送ってくれます。
ミナミヌマエビを★にしない水合わせの方法で、いちばん安全なのは
点滴キットを使うやり方です。
点滴キットは
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水換えの失敗
【失敗①】カルキ(塩素)抜き不足
ミナミヌマエビは、水温と水質の急激な変化に弱いので
水換え時のカルキ(塩素)抜きが重要です。
水道水には塩素が含まれており
ミナミヌマエビは塩素が大の苦手です。
水換えは、アクアリストの基本中の基本です。
しっかりとカルキ抜きを行った水を水槽内に注入していきましょう。
カルキ抜きは
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【失敗②】水温とpH合わせの失敗
水換え時には、カルキ抜きだけでなく
水温とpH合わせも忘れないようにしましょう。
水温は、特に夏場と冬場が注意です。
猛暑日は水道水の水温が30度近くまで上昇するので
なるべく朝方か夜に水換えするのをオススメします。
真夏と真冬の水替えは気をつけて!!
逆に真冬の水道水は、温度が10度を下回ることもあるので
沸騰したお湯を加えて水温合わせをしてください。
pHについては、夏場が要注意です。
夏場の水道水は、pHが極端なアルカリ性に振れる傾向にあり
pH8.0を超えることも稀にあります。
真夏の水道水はpH高めなので
気をつけて!!
phを下げる薬剤を投入し
pH6.0〜6.5程度に調整した水を作りましょう。
pHのチェックには
セラ pH(ペーハー)テストを
オススメします。
pHを下げるには
テトラ pH/KHマイナス
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殺虫剤や虫除けスプレーを使用
ミナミヌマエビは
「虫除けスプレー」や「殺虫剤」に全く耐性がありません。
まさかミナミヌマエビに直接噴射することは考えられませんが、水草水槽のある部屋の中で「虫除けスプレー」や「殺虫剤」を使っただけで、瞬間的に全滅してしまうことがあります。
私は
3度ほどミナミヌマエビの全滅経験をし、上記の法則に気づきました。
特に夏場が要注意です。
夏場の虫よけスプレーは
要注意だよ!!
自分でなくとも家族の誰かが、水草水槽がある部屋で「虫よけスプレー」を使った瞬間、全滅の危機です。くれぐれも注意してください。
ミナミヌマエビの寿命以外の死因をもっと詳しく!!
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ミナミヌマエビを格安で購入するなら、チャームでの通販がオススメ!
★になりやすく、目減りしてしまうミナミヌマエビを格安で購入するには
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