【2024年最新版!】ハイグロフィラ ピンナティフィダの水上化に必要な4つの秘訣!

ピンナティフィダの育成

アクアリストに大人気の水草
ハイグロフィラ ピンナティフィダを水上化させる秘訣について解説します。

有茎草の中で唯一活着する水草として、貴重な存在のハイグロフィラピンナティフィダは、流木や雲山石などの石組みレイアウトには欠かせない存在です。

通常は、水中葉で育成することの多いピンナティフィダですが
石組みするのであれば、水上化をオススメします。

レイアウトのアクセントとして、水上に飛び出したピンナティフィダは貴重な存在です。
水中とはまた違う世界を楽しめます。

とはいえ、ピンナティフィダを水上化させるにはコツが必要です。
ピンナティフィダの水上化にチャレンジしたけど、うまくいかなかった方も多いのではないでしょうか?

本ブログではメルカリの【水草たつーーー】で
素人ながら年間10,000本以上ピンナティフィダを育成販売している私が
水上化させる秘訣を伝授していきます。

  • 学名: Hygrophila pinnatifida
  • : キツネノマゴ科 (Acanthaceae)
  • 原産地: インド、スリランカ
  • 光量: 中〜高光量を好む
  • 水質: pH 6.0〜6.5
  • 水温: 23〜26℃が適温
  • 植栽位置: 中景〜後景
  • 特徴: 流木や石に活着する唯一の有茎草

ハイグロフィラ ピンナティフィダは、アクアリウムで大変人気のある水草のひとつです。

中景草&後景草でも使え、石に活着するという特殊な性質を持ち、シダを連想させる深い切れ込みの葉も特徴的です。

葉の色は緑色から赤みがかった色まで、光量や栄養吸収度によって変化します。

また、水草ショップでは
1本あたり@300〜900円で売られている大変高価な水草でもあります。

また、ピンナティフィダは
メルカリでの購入が大変お得です!!

ピンナティフィダは、脇芽を発芽しランナーを伸ばしてどんどん増殖していきます。
ランナーは石や流木に活着する性質があるので、石、流木のそばに植えて活着するようにレイアウトしましょう。

水草たつーー
水草たつーー

水上化させた
ハイグロフィラピンナティフィダと
雲山石の相性は抜群だよ!!

一度スイッチが入るとグングン成長しますよ(^o^)

ハイグロフィラ ピンナティフィダは通常ピンナとUKピンナの2種類あります。
UKのほうが、葉がギザギザで赤くなりやすいですが、大差ありません。

通常のピンナティフィダでも、強い光量により赤味を出すことができます。
(下記、上が通常のピンナティフィダ、下が、ピンナティフィダUKです。)

ピンナティフィダは
雲山石との相性が抜群です。

雲山石とは、天然火山岩を加工した、表面に凹凸がある荒々しい石で石の間に「くぼみ」があります。

そこに詫び草をセットできるので、ADAが推奨する石の中では、私はいちばんオススメします。

また、ピンナティフィダを水上化させるには
この「くぼみ」が役に立つ場合があるのです。
詳細はのちほど説明します。

下の画像が、「くぼみ」付きの雲山石です。

雲山石とハイグロフィラ ピンナティフィダを使った私のレイアウト水槽(W120cm)はこんな感じです。

全て、UKではなく、通常のピンナティフィダです。
水槽上部のピンナティフィダは、若干赤味が出ているのが分かるかと思います。

ハイグロフィラ ピンナティフィダの育て方の基本3原則は
こちらから🔽

雲山石とハイグロフィラ ピンナティフィダのレイアウトについては
こちらから🔽

雲山石を購入するなら
メルカリがお得です(^^)
たくさんの雲山石が割安で出品されています!

ハイグロフィラ ピンナティフィダの水中葉と水上葉の違いは3つあります。

ショップで売られている価格が違う

チャームなどの水草通販ショップだと
水上葉ピンナティフィダのほうが安く購入できます。

水上葉だと1本@200円強
水中葉だと1本@800円弱
3倍くらい違います。

輸送に対しては、水上葉のほうが強い

チャームやフリマなどの通販でピンナティフィダを購入する場合
水上葉のほうが丈夫で輸送に強いです。

沖縄など離島の遠隔地から購入するなら、日数がかかるので水上葉のほうが良いかもしれません。

下の画像が、私が育てた水上葉ハイグロフィラ ピンナティフィダです。

雲山石に活着していたので、質感があり、すこぶる丈夫です

水上葉は一度枯れてから水中化する

水中葉は、水草水槽に入れて、すぐに育成できますが、水上葉を水中葉として育てる場合、
水中の中で一度枯れてから水中葉化します。

ひと手間かかるので、水中葉のほうが高いのかもしれません。


ショップで購入した水上葉を水中化させるのは
簡単ですが、水中葉を雲山石などに活着させて
水上化させるにはコツが要ります

次の4つのプロセスで水上化させましょう!

強い光量の照明を設置する

ピンナティフィダを水上化させるには、強い光量の照明が必要です。水上に飛び出すくらいの成長のエネルギーが必要ですので
3,000lm(ルーメン)を超える照明を設置できると理想的です。

水草たつーー
水草たつーー

照明は「光束」をチェックしてください

単位はlm(ルーメン)です

明るさの照度の基準値です

3,000lmをクリアしている照明
Chihiros、ADA、アクロの3つですが、圧倒的な明るさの数値を誇る
Chihiros社製の製品を中心に紹介します。

  • 【W120水槽用】5500lm
    Chihiros LED VIVID2
  • 【W90水槽用】9250lm
    Chihiros LED WRGBⅡ PRO 90
  • 【W60水槽用】6630lm
    Chihiros LED WRGBⅡ PRO 60
  • 【W45水槽用】5000lm
    Chihiros LED WRGBⅡ PRO 45

Chihirosは中国のメーカーですが
ケタ違いの照度を誇るモンスター照明です

GEX、コトブキなどの日本勢では太刀打ちできません。

私が使っている照明はこれです
Chihiros LED VIVID2 シルバー
ADAのソーラーRGBよりも全然安いのでコスパ最高です

W90の水槽には
Chihiros LED WRGBⅡ PRO 90
オススメします。
9,250lmあります。モンスターです!
W60の水槽には
Chihiros LED WRGBⅡ PRO 60
オススメします。
6,630lmあります。モンスターです!
W45の水槽には
Chihiros LED WRGBⅡ PRO 45
オススメします。
5,000lmあります。モンスターです!

照明の詳細については、こちらから。
さらに詳しく解説しております🔽


水槽から飛び出すくらいの大きなサイズの石を用意する

水上葉のハイグロフィラ ピンナティフィダを水草水槽レイアウトで楽しむには
大きな石が必要です。

下の水槽画像のように
水槽上部まで届くサイズの雲山石などがあると、
水上化させやすいです。

水中葉を成長させ、石の頂上まで繁殖させる

水槽から飛び出すくらいの大きな石を用意したら、水中葉のピンナティフィダを育成して
石の頂上まで繁殖させましょう。

雲山石に水中葉のピンナティフィダを固定するには、ADAのモスコットンがあると便利です。

モスコットンは
メルカリで購入できます。

ピンナティフィダ育成のコツは、こちらから🔽

雲山石を使えるなら、先ほど説明した
「くぼみ」にピンナティフィダをセットして育てれば、下の画像のように簡単に上部まで伸びていきますよ。

水上化に成功したら、毎日霧吹きなどで水上葉に水分をあたえる

見事、水上化に成功したあとは、日々のメンテナンスが必要です。

水上葉は水分を吸収しにくいので、油断すると枯れてしまいます。

毎日、霧吹きなどで水上葉に水分を与え
長期維持していきましょう。


ハイグロフィラ ピンナティフィダを格安で購入するなら
メルカリでのフリマ購入が断然お得です。

ショップや通販よりも半額以下で購入できます。

信頼できる出品者からの購入をオススメします。



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