水槽レイアウトの定番中の定番として使われることが多い大人気の水草、グリーンロタラです。
グリーンロタラは、アクアリウムの美しさを引き立てる人気の水草ですが、「水上葉」と「水中葉」という2つの異なる形態が存在します。
色合いが非常に美しい有茎草で、誰にでも育てやすいので人気が高く、水草レイアウトの定番して欠かせない存在ですが、グリーンロタラが
「育たない」
「枯れる」
「水上葉と水中葉ってどっちがいいの？」
といった悩みを抱えているアクアリストもいるのではないでしょうか？
本ブログではメルカリの【水草たつーーー】で
年間10,000本以上の水草を育成販売している私が
グリーンロタラの育て方＆増やし方の秘訣を伝授します。
初心者でも分かりやすく、グリーンロタラの水上葉と水中葉の違いを徹底比較し、失敗しない育成方法やレイアウトのコツを詳しく解説します。
グリーンロタラとは？
水草レイアウト水槽の中景や後景で使われるグリーンロタラは、丈夫で育てやすく、流通量がとても多いので入手しやすい水草です。
赤系水草との色の相性も良く、ロタラインディカやロタラ sp hraとの「赤と緑のコンビネーション」は鮮やかなコントラストを演出します。
成長も早いので、中～後景草としてアクアリウムレイアウトに最適です。また、水草ショップでは
水中葉が1本あたり@100円程度で売られているリーズナブルな水草でもあります。
グリーンロタラは、ロタラインディカ、ロタラ sp hraと並び、ネイチャーアクアリウムの水槽におけるロタラシリーズとして鉄板の人気水草です。
ネイチャーアクアリウムの世界については
こちらから。
https://www.adana.co.jp/jp/contents/nature_aquarium/index.html
グリーンロタラは
有茎草の中でも
定番中の定番だよ！！
グリーンロタラを育てるのは難しい？
グリーンロタラを育てるコツですが、難易度は水草の中でも平均的です。
ただ
脇芽を出させるのが難しく
脇芽が出ないグリーンロタラの茂みを作ることができません。
グリーンロタラの
脇芽を出させるのが重要だよ！！
私のレイアウト水槽は、2014年の6月に立ち上げ、10年近くになりますが、数々の失敗を経験してきました。
グリーンロタラの茂みが作れなかったり、緑色が鮮やかに出なかったり、苦労しました。涙
本ブログでは、私の経験の全てをお伝えし、グリーンロタラをきれいに育てるコツを伝授します。
コツさえつかめば、長期にわたりグリーンロタラのレイアウト水槽を維持することができますよ。
グリーンロタラの水上葉と水中葉の違いは？
チャームの通販などでグリーンロタラを購入する際、水上葉と水中葉の2種類が販売されています。
水上葉と水中葉のグリーンロタラは
見た目が違います。
水上葉は紫外線に耐えるため、濃い緑色で丈夫そうな草姿ですが、水中葉は鮮やかな黄緑色で細い草姿です。
水上葉から水中葉になるには、一度枯れてから、新芽として水中葉が生え始めます。
水中葉になるには時間がかかりますが、一度水中化してしまえば長く根付いてくれます。
水上葉の特徴：安い、輸送に強い、環境に順応した水中葉になる、スネール混入を防げる
水中葉の特徴：水上葉よりは高い、すぐに水中で水草を楽しめる
グリーンロタラを上手に育てる5つの秘訣
【秘訣①】強い光量とCO2の添加
グリーンロタラは、強い光を好む水草ですので水草育成用の照明が必要です。
より美しい「イエローグリーン」を楽しむ場合は、CO2添加を行うと効果的です。
強さにもよりますが
1日8時間以上の照明が必要です。
必要に応じて
10時間以上ライト点灯しても問題ありません。
照明と同時に
二酸化炭素（CO2)の添加も効果的です。
「CO2 なし」でも大丈夫と言うアクアリストもいますが、私の経験上、CO2を添加したほうが間違いなく「赤く」なります。
CO2は、
60cm水槽以下で1秒1滴
90cm水槽以上で1秒2滴
が添加の目安です！！
CO2なしでも育つオススメの水草と育成の秘訣については、こちらから👇
強い光量の確保は、3つの要素の中では最重要ポイントです。光量が強いと
脇芽が出やすくなります。
照明については、蛍光灯やメタルハライドランプ（メタハラ）ではなく
LEDライトをオススメします。
LEDは、光量の強さとコスパのバランスが抜群です。
私は、2014年から7年近くADAのメタハラ照明（グランドソーラー 250）を使っていましたが、なかなか上手くいかず
グリーンロタラの脇芽を出させるのに大変苦労しました。
光量が弱いと、
グリーンロタラは脇芽が出ず
「イエローグリーン」が弱くなるよ！
2019年にLED照明に変えた後は
脇芽が驚くほど育ち、グリーンロタラの茂みを作ることに成功しました。
私が使っている照明はこれです。
Chihiros LED VIVID2 シルバー
ADAのソーラーRGBよりも全然安いのでコスパ最高です。
シルバーはオシャレですが、ブラックのほうが安いので、コスト優先ならブラックをオススメします。
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Chihirosシリーズは、中国製ということで敬遠される方もいますが、価格の割には、スペック数値が極めて高いです。
Chihirosの照明の光束は
とてつもない明るさだよ！！
Chihirosの照明の凄さは、こちらから🔽
他にもオススメできる強力なLEDライトは
こちらから🔽
水槽のサイズ別に詳しく解説しております！
【秘訣②】光合成により気泡を出す
グリーンロタラを健やかに育成するには
たくさん光合成させることが重要です！
秘訣①の強い光量とCO2添加により
上の写真のように葉から気泡を出させてください。
CO2をたっぷり添加し、強力なLEDライトで1日8〜10時間照射すれば、グリーンロタラの葉からブクブクと気泡が出てくるくらい光合成を活発に行います！
【秘訣③】液体肥料の定期的な添加
二酸化炭素（CO2）に加え
カリウム＆鉄分を毎日添加することは
必要不可欠です。
特にグリーンロタラの
「イエローグリーン」の濃度を強くするには、
鉄分の添加が重要です。
カリウムは20Lにつき1cc
鉄分は40Lにつき1cc
を毎日添加しましょう。
私が使っているカリウムはこれです。
オクトジャパン 水草を元気に育成する栄養液
コスパ抜群でオススメします。
私が使っている鉄分はこれです。
オクトジャパン 水草の葉の色を濃くする栄養液
毎日の添加が必要です。
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【秘訣④】栄養分少なめソイルの使用
グリーンロタラの育成にはソイルが必要ですが、ADAのアマゾニアVer.2のような
超栄養系ソイルは使用しないほうが良いです。
栄養分が過剰になりすぎると
水が黄ばむだけなく、コケ発生の原因にもつながります。
ADAのアクアソイル-アマゾニアVer.2などの栄養強化用サプリなどは要注意です。
水槽の水が黄ばむ原因となります。
コケも増殖します。
個人的には、ソイルの選択は栄養分あり過ぎのADAでなく、GEXのピュアソイルで十分だと考えます。
コスパ抜群で
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【秘訣⑤】水質維持
汚れた水はグリーンロタラが
「枯れる」「育たない」の原因となります。
1週間に1度は1/3の水替えを徹底し
水質はPH6.0～6.5を維持してください。
PH7.5以上の極端なアルカリ性はNGです。
どちらかといえば、PH6.0に近い弱酸性の維持が理想的です。
極度のアルカリ性だと、
グリーンロタラは
元気に育たないよ！！
水温は23度～26度の間を維持
するようにしましょう。
21度以下の低温や28度以上の高温はNGです。
水槽の水温を下げる方法は、こちらから🔽
グリーンロタラの健全な成長の阻害します。
「枯れる」「育たない」の原因となりますので、注意してください。
グリーンロタラを購入はチャームの通販かメルカリがおすすめです！
グリーンロタラなどの水草を購入するには
チャームでの通販をオススメします。
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ショップや通販よりも半額以下で購入できます。
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