【水槽初心者必見!】オススメの陰性水草の種類とレイアウトのコツ3選!

陰性水草の育成

水草水槽レイアウトの初心者の方は、水草を選ぶ際に、綺麗な水草を育てたいけど「難しそう?!」
と思われる方は多いのではないでしょうか?

特にCO2が必要と聞くと
それだけで面倒くさいと思うかもしれません。

本ブログでは
CO2なしでも育つ陰性水草
の種類と水槽レイアウトのコツについて解説していきます。

私はメルカリで【水草たつーーー】で
年間10,000本以上の水草を育成販売し、評価を頂いております。

陰性水草の特徴と上手に育てる秘訣をまとめましたのでぜひ参考にしてください。

陰性水草とは
光量の少ない育成環境でも育つ水草のことです。

代表的な種類には
アヌビアス、ミクロソリウム、ボルビティス、クリプトコリネ、ウィローモスなどがあります。

これらの水草は
CO2なしでも育ち流木や石に活着させることができます。

ハイグロフィラ ピンナティフィダやロタラ、ルドヴィジアのような陽性水草は
強い光量とCO2の添加が必要不可欠です。

陰性水草:弱い光量&CO2なしでも育つ!
陽性水草:強い光量&CO2の添加が必要不可欠!




アクアリストからの人気が高く
オススメの陰性水草は次の5種です。

どれも有名な流通量が多く
全国各地のアクアリウムショップで販売されています。

ちなみに、
ボルビティスとアヌビアス、ミクロソリウムは、
陰性水草の御三家と呼ばれるとこもあります。

ボルビティス ヒュディロティ

ボルビティス ヒュディロティは、切れ込みの深い透明感のある葉を展開する水生シダで、
緑の濃い葉が美しい陰性水草です。

石や流木に活着できるので、
ハイグロフィラ ピンナティフィダやアヌビアスナナプチとの相性が抜群です。

成長すると、比較的大型になるので、中型から大型水槽に向いています。
水草水槽のレイアウトでは、中景から後景に使われることが多いです。

水草たつーー
水草たつーー

ハイグロフィラピンナティフィダ
との相性が抜群だよ!!

ハイグロフィラ ピンナティフィダと雲山石のレイアウトについては、こちらから🔽

ボルビティス ヒュディロティは
成長が遅いのが難点です。

植栽から半年くらい過ぎると、突如スイッチが入り、葉のボリュームが付き成長も早く感じるようになります。

ボルビティスのさらに詳しい育て方は
こちらから
🔽

また、ボルビティス ヒュディロティは
メルカリで購入すると大変お得です!!

アヌビアスナナプチ

アヌビアスナナプチは、サトイモ科の植物でアヌビアスナナの改良品種です。
葉の長さは1.5㎝~3.5㎝ほどで、小指の指先くらいの丸い緑の葉が特徴の小型のアヌビアスです。

初心者でも育成しやすく
CO2なし、適度な光量でも育てられます。

水草レイアウト水槽では流木や石に活着させて、
ワンポイントとして使用し、大変人気があります。

アヌビアスナナプチは、
陰性植物で非常に成長も遅く
半年〜1年くらいでボリューム感が出てきます。

コケが付きやすいので、
オトシンクルスやサイアミーズフライングフォックスなどのはコケ取り生体を投入することが、綺麗に育てるポイントとなります

アヌビアスナナプチは成長スピードが遅いので、根気強く育てましょう!!

また、アヌビアスナナプチは
メルカリで購入すると大変お得です!!

アヌビアスナナプチは、丈夫で育てやすいので初心者にもおすすめの水草です。
濃厚なグリーンの丸い葉が水景をグッと引き締めてくれます。

アヌビアスナナプチのさらに詳しい育て方は
こちらから
🔽


ミクロソリウム

ミクロソリウムは、
水の中に生えるシダの仲間の植物です。
種類にもよりますが、
水槽の中では10~30cm程度まで成長します。

とても丈夫で、
強い光やCO2、肥料などが少ない環境でも育つ
陰性水草なので、
初心者からベテランのアクアリストまで
人気の高い水草です。

ミクロソリウムのようなシダの仲間は、底床に根を張らず流木や石などに活着するので、うまく活用すれば迫力ある水槽レイアウトに仕上げることができます。

また、ミクロソリウムは株分けして増やしやすく、葉が成熟しきると新芽が出てきます。

ミクロソリウムは葉の形状によって多くの品種があります。

  • ミクロソリウム・トライデント
  • ミクロソリウム・ナローリーフ
  • ミクロソリウム・ウェンディロフ
  • ミクロソリウム・サンダーリーフ
  • ミクロソリウム・プテロプス

水草たつーー
水草たつーー

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ミクロソリウムのさらに詳しい育て方は
こちらから
🔽


ウィローモス

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ウィローモスは、アクアリウムで良く使われるコケの一種で、短い草丈で柔らかな茂みを作り、
ヤマトヌマエビと非常に相性の良い水草です。

低光量かつCO2なし
でも育てることのできるウィローモスは、
アクアリウム初心者向けの水草としても知られています。

ウィローモスは、活着性を持ち、落ち着いた色合いの茂みを作ることから、
流木や石に活着させてレイアウトに使用されています。

ウィローモスを石や流木に活着させるには、
ADAのモスコットンがあると便利です。

モスコットンは、藻や水草などを繊維状にしたもので、
1ヵ月程で水に溶けてしまうのが特徴です。

ウィローモスが流木や石に活着するのも1ヵ月くらいなので、タイミングよくモスコットンが溶けた頃に、ウィローモスが活着しています。

モスコットンは、
メルカリで購入できます

ウィローモスの茂みは隠れ家や産卵場所にも向いています。
レイアウトだけでなく、ブリーディングにも使用できる便利な水草です。

ウィローモスに糸状のコケが出た場合は、
ヤマトヌマエビを投入しましょう。


スクリューバリスネリア

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スクリューバリスネリアは、「ネジレモ」の和名でも知られる、国産バリスネリアの一種です。
琵琶湖の固有種ですが、現在は東南アジアを始め様々な地域の品種が流通しています。

比較的簡単な条件で育成できます。
COなし&低光量でも可能です。

スクリューバリスネリアは、
初心者が育てる水草としても向いています。

バリスネリアの一種ですが、テープ状のねじれた葉が特徴の水草です。
葉の色は透明感ある緑で、スクリュー状の葉が水景を演出してくれます。

有名な、バリスネリアスピラリスの違いは、
葉がねじれるように育つ点です。

レイアウトでは、葉がねじれることによって、
バリスネリアスピラリスよりインパクトがあり
アクセントになります。

増殖スピードも速く、育成難易度も低いので、
中景~後景のワンポイントにも使用できる使い勝手の良い水草と言えます。

バリスネリアのさらに詳しい育て方は
こちらから🔽



CO2なしでも育つ陰性水草の特徴として
特に、シダ系の陰性水草は成長が遅めです。

ボルビティスヒュディロティやアヌビアスナナプチは特に成長が遅く
ネイチャーアクアリウムを早く完成させたいと思うアクアリストにとっては、
忍耐強さが必要となります。

ウィローモスとスクリューバリスネリアは
それほど成長が遅くありません。

水草たつーー
水草たつーー

ボルビティスヒュディロティ

アヌビアスナナプチ

ミクロソリウム

は成長が遅い

シダ系の陰性水草の代表です

また、成長が遅いがゆえに、
コケが付きやすいです。

アヌビアスナナプチは特に葉にコケが付着しやすく、コケ取り生体の出番となります。

CO2なしでも育つ水草は、
枯れやすいというデメリットもあります。

陰性水草だからという理由もありますが、
枯れた葉っぱを間引くなどの
メンテナンスが必要です。



ある程度の光量添加〜直射日光はNG〜

紹介してきました、
CO2なしでも育つ陰性水草のオススメ5選は、
どれも丈夫で育てやすい水草です。
弱い照明でも育成は可能です。

水草たつーー
水草たつーー

直射日光は苔の繁殖を促進するので

避けましょう

しかし、美しい綺麗な茂みを作るには、
ある程度の光量の添加が効果的です。

できれば
明るさ(光束)1,000lm(ルーメン)
程度のライトを照射してあげましょう。

照明の明るさの基準は「光束」をチェックしてください。
単位はルーメン(lm)です。

CO2なしでも育つ水草を育てるためのオススメ照明は、
GEXのクリアLEDシリーズです。

赤系水草やハイグロフィラ ピンナティフィダなどの陽性水草は、
chihirosのような3,000lm以上の強い照明が必要ですが、
CO2なしでも育つ陰性水草は、リーズナブルなGEXシリーズで十分です。

ピンナティフィダや赤系水草を元気に育てる照明については、こちらから👇


水質管理の徹底〜透明度を上げる〜

「水換え」はアクアリストの基礎動作です。
凡事徹底です。

CO2なしでも育つ陰性水草は、
特にコケが付きやすく枯れやすいので、水換えはマメに行いましょう。

1週間に1/3の水換え
W90cm以上の大型水槽であれば
1週間に1/2交換しても大丈夫です。

また、水換えした後は、バクテリアが一時的に減少するため、
市販のバクテリアを添加しましょう。

水槽の管理にはバクテリアが必要です。
生態系バランスを整え、苔の発生を抑制する効果もあります。

市販のバクテリアは、
ベルテックのバイオスコール
めちゃめちゃ売れてます!!

バクテリアの増やし方の秘訣は
こちらから🔽

定期的な水換えとバクテリア添加により、
水槽の中の水の透明度が上がってきます。

CO2なしでも育つ水草を元気に育てるには
水の透明度アップ」が重要です。

透き通った清流ような「水の透明度」を
目指しましょう!!


底砂クリーニングとは、
底砂内に溜まった魚の糞や汚れを
吸い取ることです。
通常は、水換えと同時に実施します。

この底砂クリーニングをこまめに行うことで、
水質の悪化やコケ(藻類)の発生を防ぎます

こまめな底砂クリーニングにより、
コケ発生の予防ができます!!



特に、アヌビアスナナプチは底砂の汚れにより、葉を汚染しやすいので要注意です。

底砂クリーニングは、水草水槽をを美しく保つための重要なメンテナンスです。

底砂クリーニングは、
プロホースがオススメです。


シダ系の陰性水草は、
成長が遅いのでじっくり育てたい水草です。
水質は弱酸性から中性の水質を好みます。

CO2なしでも育つ水草の育成において、
アルカリ性の水質は望ましくありません

PH7.0以上になると、水草にコケが付いたり枯れる原因となります。

特に夏場の水道水はPHが高く、pH8.0を超えることもありますので要注意です。

水換えの際に必ずPHを確認し、
PH6.0~6.5の水質をキープさせましょう。


pHを下げるには、
テトラ pH/KHマイナス
をオススメします。

テトラph/KHマイナスの効果は、こちらから🔽


コケ取り生体の投入

CO2なしでも育つ陰性水草は、成長が遅いため
コケの被害を受けやすいです。

長い時間をかけて、水槽の中でゆっくりと育つので、どうしてもコケの餌食になってしまいます。

よって、コケの予防に
「コケ取り生体」を水槽内に多めに
入れてください。

通常の水草であれば、コケ取り生体を入れ過ぎると水草まで食べられてしまうのですが、
シダ系の陰性水草であれば、
葉が硬いため食べられません

投入するコケ取り生体は、
「定番のコケ取り3兄弟」です。

  • 糸状のコケを食べてくれる
    ヤマトヌマエビ
  • 斑点(はんてん)状のコケを食べる
    オトシンクルス(オトシンネグロ)
  • 黒ひげゴケを食べる
    サイアーミーズフライングフォックス
水草たつーー
水草たつーー

サイアミーズフライングフォックス5匹
くらいの投入が目安だよ!!



CO2なしでも育つ陰性水草を購入するには、
チャームでの通販をオススメします。

短納期で梱包も丁寧で品揃えも抜群です。

また、メルカリでもCO2なしでも育つ陰性水草を手に入れることができます。

水草ショップよりも全然安いので、信頼できる出品者からの購入をオススメします。

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