【2024年最新版!】オトシンネグロとオトシンクルスの違いを徹底解説!最強のコケ取り生体はどちら?!

コケ取りについて

水槽を美しく保つために欠かせないのが「コケ取り生体」。

アクアリウムを長く楽しんでいる方なら
オトシンクルスオトシンネグロという名前を耳にしたことがあるかもしれません。
両方とも、コケ取りの名手として知られていますが
実はその能力や性質には大きな違いがあります。

本ブログでは、オトシンネグロを中心に、オトシンクルスとの違いを徹底解剖していきますので、皆様の水槽をピカピカにメンテナンスする秘訣をお届けできたらと思います。

私は、メルカリの【水草たつーーー】で
年間10,000本以上の水草を育成販売しています。
良質な水草をお届けするため、オトシンネグロを10匹ほど投入し、コケを退治しておりますので、ぜひ参考にして頂けると幸いです。




オトシンネグロは、南米のアマゾン川流域を原産とする小型のナマズです。
全長4〜6cm程度で、全体的に黒みがかった体色が特徴です。

見た目はオトシンクルスに似ています
よく見るとその色合いや体型に違いがあります。

オトシンネグロは温和な性格を持ち、3〜5匹程度の群れで飼うことで、ストレスを軽減させることができます。

  • 学名:Hypoptopoma sp. または Parotocinclus sp.
  • 分布: 南米(アマゾン川流域)
  • 体長: 約4〜5cm
  • 寿命: 3〜5年
  • 適正水温:22〜26℃
  • 適正pH: 6.0〜7.0
  • 性格: おとなしく他の魚とも混泳可能

オトシンネグロはその体色から水槽内でも見つけやすく、飼育に適した環境さえ整えれば
3〜5年という長期間にわたってその能力を発揮してくれる頼もしいコケ取り生体です。

また、オトシンネグロはワイルドだと
1匹あたり@900円以上くらいする、かなり高価な生体です。
オトシンクルスの3倍くらいの価格です。

ショップで購入するよりも
チャームの通販のほうが安いケースが多いです!




オトシンネグロとオトシンクルスは見た目が大変似ているため、初心者には区別が難しいことがありますが、いくつかの重要な違いがあります。

  • 体色と外見
  • コケ取り能力
  • 価格

体色と外見

オトシンクルスは、淡い色合いと点々とした模様が特徴です。
これに対して、オトシンネグロは濃い黒やダークブラウンの体色で、締まった印象を与えます。
また、体型もオトシンクルスに比べてややずんぐりとしています。
このように、色と形で見分けがつきやすいので、水槽内でどちらがどの魚かをすぐに確認できます。

オトシンクルス:
側面に黒のラインが入っており、サイアミーズフライングフォックスに似ている!

オトシンネグロ:
側面、背側全身茶色なのが特徴!野性的なビジュアル!

コケ取り能力を比較!オトシンネグロ vs オトシンクルス

オトシンクルス
茶ゴケや緑藻のような柔らかいコケに対する能力が特に優れています。

オトシンネグロ
流木に付着した硬い頑固なコケも食べることができ
より広範囲のコケに対応できます。

つまり
柔らかいコケに特化したオトシンクルスに対し
オトシンネグロはより多様なコケに対応できる「オールラウンダー」と言えます!!

オトシンネグロのほうが
オトシンクルスよりも
コケ取り能力は高いよ!

価格

オトシンクルスオトシンネグロ
2〜3倍以上価格差があります。

オトシンクルス:@300円前後
オトシンネグロ(国産ブリード):@600円前後
オトシンネグロ(ワイルド):@900円以上

オトシンネグロの国産ブリードとワイルドの違いは、後ほど解説しますね!

価格は高いですが
オトシンネグロの方が比較的おとなしく、コケ取り能力が高いという優位性があります!


オトシンネグロは、アクアリウムのコケ取り生体として人気の小型ナマズですが
ワイルド個体」と「国産ブリード個体」の2種類が存在します。
それぞれの違いについて解説し、最適な選択をサポートします。

個体の特徴と飼育ポイント

ワイルド個体は、南米アマゾン川流域の自然環境で育ち
野生ならではの強い生命力を持っています。

野生でコケを食べる習性がしっかりと身についており、適応後は高いコケ取り能力を発揮します。
一方、人工環境への適応には時間がかかるため、導入初期はストレスや環境変化に敏感です。

国産ブリード個体は人工環境で繁殖され、飼育が容易で
初心者にもおすすめです。
人工エサに慣れているため、エサやりが簡単で、導入後すぐに安定したコケ取り効果が期待できます。

コケ取り能力を比較

コケ取り能力については、ワイルド個体と国産ブリード個体の基本的な能力に大きな違いはありませんが
野性的なワイルド個体のオトシンネグロのほうがパワフルなコケ取り活動をすることがあります。

水草たつーー
水草たつーー

ワイルド個体のほうが
パワフルにコケを食べるよ!

どちらも茶ゴケや緑藻などを効果的に除去しますが
国産ブリード個体は人工環境に適応しているため
導入直後からその能力を発揮しやすいのが特徴です。

ワイルド個体
水槽環境に適応するまで時間がかかることがあります。

国産ブリード個体:コケ取り能力は劣るが、環境適応性が高いので、初心者にオススメ
ワイルド個体:野生でコケ取り能力が高いが、適応に時間がかかる

価格の違い

ワイルド個体は野生ならではの独特な魅力がありますが
価格はやや高めです。
自然の美しさを求めるアクアリストには適しています。

国産ブリード個体は扱いやすく価格も安定しており
初心者に適した選択肢です。

オトシンネグロ(国産ブリード)
➡@600円前後
オトシンネグロ(ワイルド)
➡@900円以上

オトシンネグロのワイルド個体と国産ブリード個体には、それぞれの魅力があります。

ワイルド個体
自然の魅力を楽しみたい経験者向け
国産ブリード個体
手軽に飼育を始めたい初心者向けです。

どちらを選んでも、適切なメンテナンスを行えば
オトシンネグロは美しい水槽を維持する強力なパートナーとなります。

オトシンネグロは、以下のようなコケに対して特に効果的です。

得意なコケ

茶ゴケ(茶色藻類)
オトシンネグロは茶ゴケを好み、短時間で茶ゴケを減らすことができます。
茶ゴケは立ち上げの水槽や水質が不安定な水槽で発生しやすく、オトシンネグロを投入することで、素早く駆除できます。

ガラス面に付着した緑藻
オトシンネグロは、ガラス面や水草に付着する緑藻も効率的に食べます。
小さな口で削り取りながら食べるため、ガラス面をきれいに保つことが可能です。

流木や石に付着した藻類
流木や石などに付着する藻類は、オトシンネグロが得意とするコケの一つです。
オトシンネグロは、これらの藻類を積極的に食べるので、オトシンクルスよりも強力に藻類を取り除くことができます。

苦手なコケ

糸状ゴケ(アオミドロ)はオトシンネグロが苦手とするコケです。
アオミドロは硬く、オトシンネグロの小さな口では取り除くことが難しいため
ヤマトヌマエビの投入をオススメします。




オトシンネグロを上手に活用してコケを退治するには、以下のコツを押さえておくと良いでしょう。

適正数の投入

オトシンネグロは群れで行動する性質があります。
3〜5匹以上のグループで飼育することで、ストレスが軽減され活発に動き回るようになるので、オトシンネグロを1匹だけで導入するよりも
複数匹で導入する方が効果的です。

グループでの活動によって、水槽内の広い範囲を効率的に掃除してくれます。

オトシンネグロ効果的に使ってコケ取りを行うためには
水槽のサイズに応じた適正な数を投入することが重要です。

適正数を導入することで、オトシンネグロのコケ取り能力が最大限に発揮されます。

45cm水槽(約40L):1~3匹
60cm水槽(約60L):3~5匹
90cm水槽(約150L):5~7匹
120cm水槽(約250L):7〜12匹

適切な水槽環境の整備

オトシンネグロは水質の変化に敏感な魚です。
水槽内の水質を安定させ
pHを6.0〜7.0水温を22〜26℃に保つことが重要です。

また、流木や水草を配置し、隠れ場所を確保してあげましょう。
ストレスが軽減され、オトシンネグロがより活発に活動できます。

コケ取りのタイミングを見極める

オトシンネグロは、小型の水槽で特に効果的です。
水草水槽内にコケが発生したら、すぐに導入を検討しましょう。

特に
初期段階でコケを取り除くことで、コケの繁殖を抑えることができます。
逆に、コケが多すぎる場合は
ヤマトヌマエビやサイアミーズフライングフォックスと協業でのコケ退治をオススメします。



オトシンネグロを格安で購入するには
チャーム(charm)での通販をオススメします。

死着保証のアフターサービスもあり
私は定期的にチャームの通販でオトシンネグロを購入しております。

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オトシンネグロは、見た目がオトシンクルスに似ていますが、パワフルなコケ取り能力を発揮する頼もしい生体です。

適切な飼育環境と投入数を守り、オトシンネグロの能力を最大限に活用することで、水槽はいつもキレイで美しい状態を保つことができるでしょう!

初心者でも扱いやすいオトシンネグロを投入し、コケ取りの悩みを解消して、快適なアクアリウムライフを楽しんでください!

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